有名企業でも、自分に合わなければ「ブラック企業」になり得る

tensyoku

転職活動の情報収集をしていると、「○○社はブラック企業だ」といった話題にも出合うはずです。

ブラック企業とは、労働関連法などに抵触する企業を指すだけでなく、「入社しないほうがいい会社」といった広い意味で使われている表現です。

うわさにしても名指しされた会社には応募しないと考える方は多いのですが、そこは社員への権限委譲や自由な社風で知られ、活気があると評判の会社であったりします。

つまり同じ会社が、ある人には悪い会社であり、ある人にはいい会社であるということ。

これは価値観や生活スタイルをけじめ、人それぞれの働くことへの目的意識の違いに由来するところが大きいといえるでしょう。

たとえば、オン-オフの時間バランスを大切にしたい人が、高い給与にひかれて成果主義の会社を選んでしまったら?

採用されても「こんなはずではなかった」となりがちです。

時間が経つに従って後悔するような転職は成功とはいえません。

自分に合わなければ、評判のいい有名企業でも「ブラック企業」になりかねないのです。

そんな失敗を避けるためにも、応募先の選択基章を設けておくことが大切です。

たとえば、働く際のこだわりは何か、1年後、3年後、5年後の目標は何か。

また、第二新卒ならスキルアップできる職場か、中堅なら目標に合ったキャリアアップが可能か、など、年代やキャリアに即した視点も欠かせません。

おすすめしたいのは会社選びの条件をリストにすること。

各項目に優先順位をつけ、「ここまでは譲歩できる」という最低線を決めておくことが大切です。

そうすればささいな条件にこだわって重要なチェックをもらしたり、易きに流されて知らず知らず妥協してしまったりということも防げます。

中途採用では、相手に100点を望めば相手からも満点を要求されるもの。高給与の求人募集ほど、選考のハードルも高く、入社後に要求される作業量や成果など貢献度も高いと考えて間違いありません。

また、すべて満点の会社など、めったにないのも現実であることを心に留めて、自分なりの選択基準をつくってください。

現役転職コンサルタント